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痩せたいけど、運動、筋トレが苦手。それならコツコツNEATを上げよう。

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僕がダイエットを始めたときに、食事の見直しと同時に意識し始めたのがNEAT。

あまり好きではなかった、ランニングや筋トレを一旦辞めて、メンタル的に、体力的に継続出来そうなNEATを増やすようにしました。

そのおかげで、無理なく自分のペースでダイエットが続けられました。ダイエットを終えたいまでも体重の維持に役立っています。

とてもおススメなので、ぜひお読みいただいてお試しいただければと思います。

NEAT(ニート)とは

Non-Exercise-Activity Thermogenesisの略称で、非運動性(活動)熱産生と呼ばれています。身体活動は運動と生活活動とに分けることができ、NEATは運動以外の身体活動で消費されるエネルギーのことをさします。

例えば、歩く、階段昇降、洗濯、掃除などの日常的に行う動作のことです。

僕の場合は、特にいろいろな場所を歩くことを意識して増やしています。

階段や坂道を選んで歩いたり、休日はちょっとした山や砂浜を歩く。これだけでもダイエットや体力づくりにとても役立っています。気持ちもいいので、リフレッシュにも最適。

厚生労働省も認めた、NEATの肥満予防効果

厚生労働省のHPに、NEATが肥満予防のキーポイントになるという記載があります。肥満者と非肥満者では、立位による活動の違いが1日150分ほどあるそうです。

総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成されています。そのうち、基礎代謝量は体格に依存し、食事誘発性熱産生は食事摂取量に依存するため、個人内での変動はあまり大きくありません。総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まります。

身体活動量は、運動によるものと、家事などの日常生活活動によるものの、大きく2つにわけることができます。身体活動量に占める両者の割合は、運動を習慣的に行っているかどうかによります。ただし運動を習慣的に行っていなくても、畑仕事や家事などによる身体活動が多い場合もありますので、一概に運動を習慣化している人のほうが身体活動量が多いとは言い切れません。

近年では家事などの日常生活活動が該当する、非運動性身体活動によるエネルギー消費、別名NEAT(non-exercise activity thermogenesis)と肥満との関連が注目されています。Levineら[1]は肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったと報告しました【図】。つまりなるべく座位行動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行うことも、肥満予防のキーポイントといえます。

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厚労省による肥満者と非肥満者の活動

NEATを増やすコツ

NEATを簡単に増やすコツは、普段の生活動作にちょい足しが大事。急に大きな負荷のかかるような動作ではなく、こんなものでいいのかな?というぐらいの動作でOK。

例えば、僕やダイエットクライアント様がダイエット中に取り入れていたNEATは

・1~2階は階段を使う。

・買い物などで駐車場を利用するときは、店内入り口から離れた場所に止める。

・お風呂上りは、浴室を拭いて出る。

・子供と身体を使った遊びをする。

・犬の散歩の回数、距離を増やす。

・普段掃除しない場所を掃除する。

・スタンディングデスクを使う。

・早歩きで散歩する。

・通勤は一駅歩く。

このような感じで、普段生活の中で行っている動作にちょっと足すところから始めていきましょう。長く続ける、習慣にするにはちょっと足すぐらいの負荷が大事。

僕の場合は、犬との散歩でNEAT上げ。山に行ったり、砂浜歩いたり、途中で犬と走ったり。

二子山は本当に楽しい!沢とか縄とかアトラクションみたいな森なんです。この後、着地ミスって左足びっちょりになるんですけどね、本当楽しい。

砂浜の散歩も良いんですよね、潮風を感じて。砂浜を歩いた後は、脚と体幹の色々な筋肉を刺激されている気がする。

身体を動かさずにNEATの効果を増幅させるテクニック

NEATの効果をさらに上げるテクニックは生活動作中、または動作が終わった後に、エネルギーを消費したと意識をする。

これはプラセボ・トレーニングと呼ばれ、ハーバード大学が行った実験で、その効果が証明されています。実験内容は、ホテルのメイド84名のうち半分にだけ、毎日の仕事の消費カロリーについて伝えただけ。

これだけのことですが、4週間後の変化は消費カロリーについて教えられたグループは、みんな同じように体重、体脂肪が減り、血圧の改善まで見られたそうです。

意識をするだけで、消費エネルギーが増えるので、プラセボ・トレーニングを取り入れない手はないですね!

まとめ

運動や筋トレが苦手な人は、歩く、家事などのNEATを上げることを目指しましょう、加えて消費エネルギーを意識することでさらに効果があがりますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください!

肥満予防やダイエット、血圧の改善などにも効果的なので、とてもおススメです。

最後までお読みいただきありがとうございました。健康的な身体作り、アンチエイジング、ダイエットのご参考になれば、幸いです。

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