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ogawa 【アテリーザ】レビュー。ワンポールテントの進化系、広い居住空間を生むYポール。

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ogawa 【アテリーザ】レビュー

ogawaのアテリーザを購入してから3年。購入の決めてから使用感までつらつらとまとめていきます。

  • 簡単に設営できるテント
  • 広い居住空間のあるテント
  • シェルターとしても使えるテント
  • 通気性の良いテント
  • オールシーズン使えるテント
  • 安心してわんことのキャンプができるテント

このような条件のテントをお探しの方には、特に参考になるのではないかと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。

それでは、いってみましょう!

アテリーザとは

Y型ポールで居住性を改善した、ワンポールの進化系。
設営はシンプルで楽々、リップストップ生地採用で軽量化にも成功。
Y型ポールによる室内空間の広がりと大型ベンチレーションで、快適に過ごせます。


2019年ogawaカタログより

アテリーザの最大の特徴は、Y型ポールによる天井部の解放感!

同じぐらいのサイズのワンポールテントも背が高く、縦の空間は広いのですが、その反面天井部分が狭く、サイドパネルの傾きが強いものが多いので、かなり圧迫感を感じてしまいます。

アテリーザはこのデメリットを上手く改善されていて、居心地がよく、ほとんどストレスを感じません。

それから、ogawaのワンポールテント(ピルツ、グロッケ)は、裾の部分が立ち上げられていて、足元のデッドスペースが解消されています。アテリーザも例にもれず、足元の立ち上げが採用されているので、天井から足元まで広々とした空間になっています。

アテリーザのスペック

重さ:フライ/約6.9kg、グランドシート/約1.8kg、ポール/約1.6kg

素材:フライ/ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1800mm)、グランドシート/ポリエステル150d(耐水圧1800mm)、ポール/6061アルミ合金(直径30mm、22mm)

収納サイズ:約80×29×29cm

収容人数:6人用

幕体仕様:シームシール(防水)加工、UVカット加工、テフロン(撥水)加工

アテリーザの付属品

張り出しポール(180cm×2本)

張り綱(2.5m×2本、2m×8本)

アイアンハンマー(1丁)

スチールピン(25cm×18本)

グランドシート(1枚)、収納袋

ogawa 【アテリーザ】を選んだ理由

理由1.独特のフォルム

初めてアテリーザを見たのは、ふもとっぱらで催されていた【ふもとっぱらでそとあそび】というイベントでのogawaのブースでした。ふもとっぱらで張られている沢山のテント、イベントスペースに張られていたogawaのテントの中でも、天井部の独特なフォルム、グレー調の色合いがとても印象的で気に入りました。まさにひとめぼれという感じでした。

理由2.広大な居住空間

展示中のテントの中に入って、まず思ったのが空間の広さ、素晴らしい開放感。吊り下げ式のインナーテントが付いていたにもかかわらず、圧迫感が全くありませんでした。

アテリーザの特徴であるYポールのおかげで天井の空間が広がっていることと、サイドに45cmの立ち上がりがあることで、足元の空間も開放的に感じることができます。

ワンポールテントは、サイドのパネルの傾斜が強いので、デッドスペースが多くなりがちなのですが、アテリーザはうまく解消されていて、素晴らしいデザインだと思います。

理由3.豊富なベンチレーションとメッシュパネル

ワンポールテントは、ベンチレーションが少なく風の抜けが悪いイメージがありましたが、アテリーザはそのイメージを覆す10箇所のベンチレーション、その内8箇所にメッシュパネルがついています。メッシュがついていないのは、天井の開閉部分のみ。

特に前後の出入り口大きなメッシュパネルがついており、通気性と解放感が抜群。

理由4.入り口の跳ね上げ

入り口の跳ね上げが大きく遮光性が期待できそうなうえに、サイドウォールまでついているのが良かったです。タープを購入するか悩んでいましたが、この機能がタープの役割もこなしてくれるので必要なくなりました。

それから、専用の張り出しポールが付属しているのも良かった。通常ポールは別売りなことが多く、テントとは別にコストがかかるところですが、テントに付属はほんとにありがたい。

ogawa 【アテリーザ】3年間の使用感

設営良いところ】

そもそも、アテリーザに限らずワンポールテントの設営は、ドーム型やトンネル型に比べて設営工程が少ないものが多いので、慣れると非常に簡単にすばやく建てられます。

しかも、アテリーザは設営がしやすいことに加え、大人6人を収容できるサイズにもかかわらず、ポールとフライが軽いので、一人でも簡単に設営できます。グランドシートやインナーテントを使わない土間スタイルの場合、15~20分程度で荷物を運びこめる状態にできるようになりました。細かな微調整は後でゆっくりやればOKと考えれば、サイト作りも効率よく進みます。

設営時に注意しているところ】

天井のベンチレーションの紐が絡まりやすいので、ポールで立ち上げる前に整えておく。この手間を惜しむと後が面倒。

仮止めのペグダウンは深めに刺す。浅いとポール立ち上げ時に外れてしまうことがあるので、抜けないように割としっかり打ち込みます。

使ってみて良かったところ】

最大6人まで収用可能なサイズなのに総重量が10.3kgなので、重すぎるという感じはなく積み下ろしが比較的らく。

大人6人がハイバックチェアに座っていてもスペースに余裕を感じる。天井と立ち上げ部分の空間がほんとにいい。

テントが凍ってもファスナーは凍らず機能してくれるし、思っていたよりも風に強い、環境を選ばず使いやすい。

スカートが内側にあるお陰で、わんこが脱走しない。スカートが外側だったり、そもそもスカートがないテントでは、ちょっと目を離したすきに外に出てしまうので、安心感が全然違います。

使ってみて不便だったところ】

出入口のファスナーが下から上にしか開かないのが不便、上から下にも開けられるようになっていたら開閉のストレスがなくてよかったなと思います。

インナーの取り付け部分が高い場所にあり、テント設営後につける場合は、踏み台が必要になる人もいる(筆者158cmの場合は完全に踏み台が必要)

まとめ

アテリーザを3年間使ってみて感じた特徴は以下の通りです。

  • 簡単に設営できる
  • 広い居住空間のある
  • シェルターとしても使える
  • 通気性が良い
  • オールシーズン使える
  • わんことのキャンプは安心

ほとんどデメリットを感じることがなく、とても使い勝手のいいテントだと思います!

お子様連れのファミリーやデュオキャンプはもちろん、グループキャンプのシェルターとしても十分に使え、幅広いシーンに対応できるのも魅力的です。

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。テント選びのご参考になれば幸いです。

※ogawaの2020年のカタログから消えてしまっていますので、ご購入お考えの方は急ぎ購入頂ければ。

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