購入前から、かなり快適に過ごせるのではと感じていたので、実際の使い心地を楽しみにしておりました!
初張りは、いつでもワクワクと少しの不安(設営上手くできるかな…)があってドキドキです。
今回の記事では、実際に使ってみて、カタログ、展示品だけではわからなかった、良かった点、気になるところを書いていますので、テント選びのご参考になれば幸いです!
使用条件
我が家の使い方
・大人2~3人、小型犬1匹、中型犬1匹
・土間スタイル
・インナーテントなし
・就寝は、コットで1人
使った時期・場所
・3月中旬 丹沢 ウェルキャンプ西丹沢
・5月下旬 道志 ニュー田代オートキャンプ場
・9月下旬 道志 ニュー田代オートキャンプ場
・4月中旬 山梨 ほったらかしキャンプ場
我が家は真夏にキャンプに行かないので、後は真冬に使ってみたいなと思っています。
設営
アポロンSは、1人でも困らずに設営することができました。
前もってアポロンの建て方を知らべておいたので、ある程度イメージがついていたのですが、実際に建ててみると設営手順は単純で、比較的すんなり建てることができました。
テントを建てた後の微調整や位置の調整も難しくないので、設営に慣れていない方にも優しいテントだと思います。
ちなみに、唯一手間取ったのはポールをピンに通すところでした。
ピンとポールを連結させるときに、力を加える方向によって、必要な力加減がかなり違うと感じました。強引にはめようとすると結構力がいります。
それから、スタンディングテープが絡まらないようにセッティングしておかないと、やり直しに時間がかかるので、必ずチェックしておきましょう。
それにしても、頻繁に使っていたアテリーザより、短時間で建てられたのは驚きました。
自立するところまでは、15分程度で建てられましたし、位置の微調整やサイドの跳ね上げ、6ヶ所のペグダウンを合わせても30分程で完成。
トンネル型テントは、微調整がらくでいいですね。
アポロンSの使用感
とにかく空間が広くて気持ちがいい、道具のレイアウトもしやすい!
我が家は、グランドシート、インナーテントを使わず、設営と撤収の時間を短く荷物も少なく済ませたい、それと犬連れキャンプなので床の汚れを気にしなくてよいため、ここ数年は土間スタイルです。
実際に使ってみてアポロンSは、土間スタイルとの相性が抜群に良いことがわかり、アポロンSでも毎回土間スタイルになっています。
土間スタイルでは、基本的にタープの下で過ごすような動きになるので、アポロンSの天井の高さは低すぎず、テント内を立って移動することにストレスを感じませんでした。長くテント内で過ごしても腰が痛くならないのが良かったです。
それから、土間スタイルとサイドウォールの跳ね上げとの相性が良いこともわかりました。
土間スタイルだと、テント内と跳ね上げの下の空間を靴を履いたまま移動できるので、靴を脱いだり履いたりすることがなく、導線もスムーズ。キャンプ中のストレスが全然違います。
さらに良かったのが、アポロンSのようなトンネル型テントは、レイアウトの自由度が高いことです。デッドスペースになりがちなサイドの立ち上げ部分などは、荷物が置きやすいですし、テント内に、ランタンやハンガーなどをかけられる場所がたくさんあるのも使い勝手の良さを感じます。
ちなみに、インナーテントを付けた場合、大人3人で過ごすには窮屈かなと感じました。インナーテントが空間の半分近く占めるので、かなり圧迫感を感じました。
グランドシートを敷いた場合、大人3人以上での使用では、跳ね上げ部分をタープとして使えるようにポールを別売りの用意するか、タープを用意しておいた方が良いかと思います。
工夫が必要なところ
アポロンSを実際に使ってみて、今後工夫していかなければと感じているのは、スカートが外側に出ていること。
スカートが外側に出ていると、テント内の保温性が低くなりやすい、虫の侵入が多い、犬を見失いやすい、といったことが起こってしまいます。
なので、隙間ができてしまいそうなところは、荷物で塞ぐ、ペグダウンしてスカートが浮かないようにするなど、少し工夫が必要です。
基本的にスカートが外に出ているテントが多いので、アポロンSに限ったことではないのですが…
我が家がよく使うアテリーザ(OgawaのYポールテント)が、内側に織り込まれているタイプで、使い勝手が良すぎたため少し気になるところです。
まとめ
以上、アポロンSの使用感についてまとめてみました。
我が家では、サイズ感、使用感がばっちりかみ合い、とても使い心地が良くお気に入りのテントになりました。
特に、土間スタイルとの相性、跳ね上げによる解放感、空間内のレイアウトのしやすさは、魅力的です。
大人数で使うよりも1~3人程度で、ゆったり使いたい方にはおススメのテントです!
それと犬連れのキャンプでは、土間スタイルとの相性が良いので非常に使いやすいかと思います。
ただし、足元の隙間から逃げ出さないような工夫が必要かな、脱走しないように気を付けましょう!
いかがでしたでしょうか、テント選びのご参考になれば幸いです。ではでは。