SUPレース界で名を馳せる金子ケニーさんが手がける【KK】ブランドから、待望のフィンが登場!
その名も《KK fin FIA》。FAST IN ANYTHING=どんな状況でも速くを掲げた、オールラウンド・レース用フィンです。
この記事では、実際にFIAを導入して感じた「推進力」「安定性」の変化を中心に、他フィンとの違いや使ってみて気づいたポイントを詳しくレビューしていきます。

KK fin FIAの基本スペックと特徴
- サイズ:17cm
- 素材:フル3Kカーボン + 高密度フォームコア
- 重量:超軽量設計
- 付属品:フィン固定ネジ・専用バッグ付き
- 特徴:低抵抗・高反応性。フラット〜チョッピーな水面で真価を発揮。
FIAを選んだ理由は「3つの相性」
1. 推進力の変化に驚き
パドルを抜いた瞬間の「スーッと伸びる感覚」が段違い!
今まで使用していたNSP Race22では感じなかった“ストローク間の滑走感”に感動しました。フィンでここまで感覚が違うと思っていませんでした。
2. 使用ボードとの相性が抜群
愛用中のNSP NINJA(14ft x 21in)は、フラット水面に特化したスプリントボード。FIAとの組み合わせは抜群です。漕ぎ込めばチョッピーなコンディションにも対応可。
3. 漕ぐコンディションにピッタリ
普段の練習やレースは、フラット〜低波高のチョッピーが多め。
FIAの設計コンセプト「FAST IN ANYTHING」は、こうした環境で特に効果を発揮します。
使用感レビュー|FIAを使ってみた正直な感想
■ 推進性:★★★★★
少ない力でスピードが乗り、ボードがよく伸びる。
ストロークの合間でも抵抗感が少なく、パドリングが快適。
■ 操作性:★★★★☆
パドル操作・ローリングともに反応が良く、直感的に操れる印象。
一方で、クセのあるストロークは目立ちやすくなるため注意も必要。
■ 安定性:★★★★★
急な傾きへの耐性が上がり、「沈する前に立て直せる」場面が増加。
ボード全体の挙動がマイルドになった印象です。
■ 回転性:★★★★☆
ピボットターンの入りが軽快。
低速時のターンは練習次第でさらに活かせそう。
購入前の注意点|フィンボックスと合わないことも
FIAは製品精度が高い分、フィンボックスとの“はまり具合”に個体差が出ることがあります。
- 入らないときは、ヤスリで微調整を。
- 購入後、必ず海に出る前に仮装着テストを!
まとめ|推進力と安定性が変わると、視野が広がる
KK fin FIAは、ただのフィン交換にとどまらず、
漕ぎの気持ちよさや安定感が大きく変化しました。
「フィンひとつで、こんなにも違うのか」と感じた道具のひとつ。
視野と意識に余裕が生まれ、フォームや技術にも集中できるようになっています。
こんな方におすすめ!
✅ フラットやチョッピー水面で漕ぐことが多い
✅ 推進性を高めてレースでのタイムを縮めたい
✅ ボードの安定性を少しでも上げたい
気になる方は、ぜひ一度試してみてください!
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