今回レビューするのは、NSP PUMA 2023年モデルです。
同メーカーのCAROLINAのボトム形状を採用したとのことで、安定感とコロコロ揺れるロール感が絶妙なバランスがいい感じ。
ということで、PUMA 2023年モデルのレビューを書いていきたいと思います。
- 幅広いコンディションに対応できるボードを探している。
- 気軽にターンを楽しみたい。
- レースボードで波乗りにも挑戦してみたい。
と、お考えのパドラーさんには参考になるのではないかと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います!
NSP PUMA 2023年モデルの特徴
PUMA PRO CARBON
A flat deck board suited for all paddlers, in all conditions
Athletes who prefer a conventional shape over a recessed cockpit race the NSP Puma. The most versatile and user-friendly board in the NSP range, the PUMA Pro Carbon shares its bottom and rocker line with the latest Carolina, improving stability at equal width and significant improvements in speed.
Originally designed for beach racing, the Puma has evolved into a very capable downwind- and flat-water board.
Increased stability over previous models, with the same width as last year’s design, will let you come racing on top every time. Whether it’s a crowded buoy turn, a difficult beach break, or a demanding sprint; stability is everything.
If you want to kick-turn easy, if you want to play in the waves, if you want to downwind and you love flat-deck race shapes, the NSP Puma is for you.
Puma Pro Carbon Design:
The Puma boards share a rocker line with the latest and greatest Carolina Pro Carbon race board, giving racers that extra stability and speed that will get you to the finish faster.
以下Google翻訳より
あらゆる状況下であらゆるパドラーに適したフラットなデッキボード
凹型コックピットよりも従来の形状を好むアスリートは、NSP プーマをレースします。NSP シリーズの中で最も多用途でユーザーフレンドリーなボードである PUMA Pro Carbon は、最新の Carolina とボトムとロッカーラインを共有しており、同じ幅での安定性が向上し、スピードが大幅に向上しています。
もともとビーチ レース用に設計されたプーマは、ダウンウインドおよびフラットウォーターで非常に高性能なボードに進化しました。
昨年のデザインと同じ幅で、以前のモデルよりも安定性が向上したため、いつでもトップでレースをすることができます。混雑したブイターンでも、困難なビーチブレイクでも、過酷なスプリントでも。安定性がすべてです。
キックターンを簡単にしたい場合、波の中で遊びたい場合、ダウンウインドを楽しみたい場合、フラットデッキのレースシェイプが好きな場合は、NSP プーマが最適です。
プーマ プロ カーボン デザイン:
プーマのボードは、最新かつ最高のロッカー ラインを共有しています。カロライナプロ カーボン レース ボードは、レーサーにさらなる安定性とスピードを与え、より速くゴールに到達できるようにします。
PUMA 2023年モデルを漕いだ感想
今回試乗させて頂いたのは、いつもお世話になっているBEACH葉山様です。
営業時間内であれば試乗可能なので気になる方はお試しください!他のモデルも置いてあります。(事前に必ず確認のご連絡を)
1.ターンがしやすい。
23インチの幅とフラットデッキのおかげなのか、バックステップの安心感、安定感を感じました。
数回の練習でクルクルと回せるようになり、ピボットターンのセンスがあるのかと錯覚するほど、素早くスムーズに回せる。
レースボードが初めてのかたでも、すぐに安定したターンができそうです。
2.ロールをしやすく、らくらく方向修正。
NSP社のレースボードは、左右にコロコロとボードが動きやすい、ロール感が強いという特徴があります。
この特徴をいかして、うねりをのり継いだり、サイドレールを使うターンだけで角度のついたターンが可能になります。
ここまではNSPのレースボードに共通する特徴ですが、2023年モデルのPUMAはその特徴を特に感じられました。
コロコロとロールする感覚と安定感が共存していて、自分でコントロール出来ているという感覚を味わうことができました。
それにより、いつもよりレールワークでの方向修正がしやすく、レールを使っていきたい方向に素早く方向を変えることができます。
パドルも併用すれば、自由自在に素早く方向転換が可能だと思います。
3.フラットからサーフ。様々なコンディションへ対応できる。
フラットなコンディションでは、スピード感に物足りなさがあるかと思いきや23インチでもグイグイ進んでいきます。
正直これが一番驚きました。想像以上。
あらゆる角度から、大小さまざまなサイズのうねりや波が押し寄せるようなコンディションでも、安定して漕ぐことができるのも好印象。
さらに、サーフコンディションで使用した漕ぎ友さんからお話を聞いたところ、波乗りでもよく動いて相性抜群とのこと。
ほんとに幅広い対応力。
まとめ
- フラットからサーフコンディションまで幅広く対応できるボードが欲しい
- 安定したボードでも、あまりスピードを落としたくない。
- 行きたい方向へ、無駄なく素早く移動したい。
- ターンが苦手でもクルクル回したい。
- レースボードでサーフィンも楽しみたい。
といった方にはおススメのボードだと思います。
SUPの難しいところを優しくフォローしてくれるような性能なので、SUPがますます楽しくなるボードです。
ということで、いかがでしたでしょうか? ボード選びのご参考になれば幸いです。