今回参加したレースは、葉山町の一色海岸で行われた
Trump Paddle Session (トランプパドルセッション) in one color beach
という大会です。
トランプパドルセッションは、国内の大会では、大きな大会の一つで、国内のさまざまな場所で年3戦を戦い、総合順位を争う大会です。(今年は、去年コロナの影響で開催できなかったレースを含めた5戦)
総合1位に輝いた選手には、賞金も出るので、トップ争いは見応えあり。
ちなみに、SUPAというSUP協会の公認大会で、トップレベルのパドラーが全国から集まります。今回も沖縄から北海道まで全国からパドラーが集まっていました。圧巻。
大会概要
【ロングディスタンス12km 】
14ft以下レース・インフレータブルボード
12.6ft以下レースボード(男子)
【ディスタンス6km】
14ft以下レース・インフレータブルボード
12.6ft以下レース・インフレータブルボード
【ファンレース2km】ボード不問
【キッズレース1km】ボード不問
カテゴリー分けは、このような感じ。
1周6kmのコース、12kmは2周、6kmは1周。
1周1kmのコース
2kmのファンは2周、キッズは1周。
大会当日
会場についたら受付を済ませて、ゼッケン付きのノースリーブシャツと参加賞を受け取ります。
それと、受付時に検温と参加同意書の提出。
受付を済ませたら、ブリーフィング(コース、ルール説明)まで、アップして体を温めます。
その前に、準備体操代わりのビーチヨガがありまして、怪我したり、攣ったりしないように、しっかり準備。
ヨガが終わって、少し間を置き。
いよいよ、レースのスタート。
今回はビーチスタートと言われるスタート方式でした。
合図と共に、砂浜をダッシュ、海面にボードを滑らせて素早くボードに乗り込む。
僕は、少しタイミングを遅らせて、後方からのスタート。
今回のレースは、距離が長いので、落水して体力を削らないように、安全に確実に漕ぎ出すことに決めていました。
トップ選手は写真のように、迫力があり、素早いスタートダッシュ。カッコいい。
スタート直後から数百メートルは、引き波が立ち、バシャバシャと海面が荒れているので、うまく乗り越えつつ、ゆっくりペースを上げていきます。
第1ブイをすぎて、第2ブイまでは、追い風で漕ぎやすかったのですが、沖に出るにしたがって徐々にうねりが大きくなり始める。
第2ブイまで、約3.5km…ちょっと長くない?と思いつつ、ブイを回り、第3ブイへ
ここの区間が1番辛かった…
向かい風とうねりに翻弄されて、流されないように漕ぐのが精一杯。本当に進んでるのかと疑いたくなるような漕ぎっぷり。
漕げども漕げども、次のブイが見えないし、コースが合っているのかなと不安にもなる。
やっと見えた第3ブイを回る頃には、別カテゴリーで時間差スタートした選手に抜かれてました。しんどかった。
3〜4、4〜5、5〜6ブイの区間は、比較的、穏やかだったので、疲れていても漕ぎやすかった。ちょっとペースを上げつつ、ハイドレーションで水分補給を済ませて、チラッとガーミンを確認…
ん?
7キロ?
まだ1周目終わってないけど、もう7キロ!?
見間違えかもしれないと思い、1周終わったところで、再度ガーミンをチェック。
おぉ…間違てなかった…8キロ…
あと8キロが漕ぎきれるのか…リタイヤするか…
とリタイヤすることが頭をよぎったのですが、SUP仲間が頑張って漕いでいる姿が見えたので、行けるところまで行ってみようと思い、漕ぎ進めることにしました。凄いキツかったけど。
1周目から2周目に入るところのブイ。疲れすぎて、ステップバックターンをする自信がなかったので、ゆっくり安全に。
2周目に入ると、周りには、選手が少なくなり、ほぼ1人旅。
コンディションは、1周目同様2〜3ブイの区間は、変わらずハード。
すでに、ストロークに力が入らなかったので、ストロークのリズムと呼吸を一定にするように、意識して漕ぐ。
疲れた身体で、この区間を漕ぎきれたのは、すれ違う仲間と声を掛け合えたこと、毎週の朝練の成果がでたのかなと。
キツイかったけど、凄い頑張れた。
ゴール手前のラストスパート。
ゴールフラッグまでのランでは、競り合う人がいなかったので、大事なボードをゆっくりそっと預ける。
最後は、まだアドレナリンが出ていたようで、笑顔でフィニッシュ。完漕できた喜びが爆発。
ハードな区間を漕ぎ切ってからは、気持ちに余裕が生まれたせいか、ゴールまでが短く感じました。
いやー、それにしても達成感が半端ない!!
17kmも漕いだのは人生で初。タイムはまぁ…次回頑張ります。
2週目はブイが流されていたようで、9キロ漕いでたみたい。
ということで、Trump Paddle Session in one color beachの参加レポートでした!
Trump Paddle Session は、年内にあと4戦あります、トップ選手と一緒に漕げるチャンスですので、力試しに、記念に、参加してみてはいかがでしょうか?