ブルーゾーンセカンドが発売されたということで、さっそく購入。読了しましたので感想を書いていきます。
今回感想を書いているこちらの本、前作は絶版となっていて、中古本がプレミアム価格で販売されていたほどの人気本でした。
数万円になっている時期もあって、なかなか手が出せず…
ですが、ついに、セカンドエディションとして新作が発売されました!
さっそく読んでみたので、感想を書いていきます。
ブルーゾーンズとは
健康で若々しい100歳人(センテナリアン)が多く暮らす長寿地域のこと。
- サルデーニャ島(イタリア)
- 沖縄
- ロマリンダ(アメリカ)
- ニコジャ半島(コスタリカ)
- イカリア島(ギリシャ)
この5つの地域がブルーゾーンズと呼ばれています。
ダン・ビュイトナー氏が実際にブルーゾーンに赴いて、世界の100歳人に直接取材をし、長寿研究者たちとの徹底的な研究の末、健康と長寿の9つのルールを提案するといった内容となっております。
感想
ブルーゾーンで暮らす人々の食事、運動、コミュニティ、時間の使い方など、5つの地域それぞれに特徴があり、とても興味深い内容でした。
- 食事面では、野菜、果物、豆類を中心に、少量の肉を食べ、低カロリーで高栄養素な食事が習慣になってるようでした。魚介類を食べる習慣があまりないようで意外だなと。サルディーニャ島では、グラス1杯程度の赤ワインをほぼ毎日飲むというのも驚きでした。
- 運動面では、よく歩き、立ち座りの頻度が多く、農作業など全身を使うといった感じで、低負荷で継続的に身体を動かしている印象でした。高齢なので高負荷な筋トレ、インターバルトレーニングを習慣にしているとは思ってはいませんでしたが、思っている以上に日常的に身体を動かしているようです。
- コミュニティ面では、家族、友人と互いに助け合える関係性を保っている人が多く。どの地域でも定期的に集まり、よく会話をする場があるようです。特に、家族と過ごす時間を大切にしており、全てにおいて優先度が高い部分なのかなと思いました。
- 時間の使い方は、仕事を詰め込み過ぎず、休む、遊ぶなどゆとりをもつ、自然と触れる時間を作る。といったゆったりと過ごす時間を大切にしているようです。
生活スタイルは様々ですが、上記の内容はどの地域でも同じように感じました。100歳人へのインタビューでは、ユーモアたっぷりで生き生きとした暮らし振りがよくわかり、こういう風に歳を重ねていきたいなと改めて思いました。
また、本書で提案されている健康と長寿の9つのルールは、生活に取り入れやすいものが多く、チャレンジしやすいので、まずは比較的簡単なものから取り入れてみようと思います。
健康的に暮らしていくためのヒントが随所に見られ、大変満足のいく内容でした!健康的な生活、習慣にご興味のある方にはおススメの1冊です!